2024/04/18
東京がひとつになった! フローレンス東京マラソン2024チャリティ 大会レポート
2024年3月3日、晴れ渡る青空の下、東京マラソン2024が開催されました。
フローレンスは2019年より東京マラソンチャリティの寄付先団体として参加、今年は約90名のチャリティランナーの皆さんが、それぞれの想いを胸に東京の街を駆け抜けました。
東京マラソン2024チャリティの寄付先団体として参加するにあたって、わたしたちフローレンススタッフが一番に考えたのは、「こどもたちのために、日本を変える」をスローガンに掲げるフローレンスの活動に共感して集まってくださったチャリティランナーの皆さんと交流を深め、全力で応援したい!ということでした。今回は、そんなフローレンスの東京マラソン2024チャリティをレポートします!
3月1日(金)「皇居ラン&交流イベント」を開催!
大会直前の3月1日に、皇居にほど近い立地を活かして、神保町オフィスを拠点に「皇居ラン&交流イベント」を開催しました。
総勢20名ものランナーさんやご家族が集まり、皇居の周りをがっつり走ったり、ゆっくり散歩したり、交流会でスタッフや参加者同士で会話を楽しんだり、能を嗜むスタッフが着物の着付け体験を実施したりと、楽しいひとときを一緒に過ごすことができました。
晴天の東京マラソン2024を沿道から全力で応援!
素晴らしい好天に恵まれた今年の大会。フローレンス応援団も早朝から神保町の交差点にスタンバイしてランナーの到着を待ちました。スタートから20分後には先頭ランナーが通過!赤い応援旗とスティックバルーンを振りながら、次々と駆けていくランナーに「がんばれー!」と大声援を送り続けました!
個別ラウンジで「おもてなし」!
フローレンスは今年も42.195キロを走り終えたチャリティランナーの皆さんがほっとできる場所を提供したいと、東京国際フォーラム内の会議室に個別ラウンジをご用意。ご家族やご友人との待ち合わせや休憩にご利用いただきました。
個別ラウンジではフローレンススタッフだけでなく、英語の堪能な企業ボランティアの方にも参加していただき、国内外のチャリティランナーの皆さんと交流を深めました。さらに今年は治療院にご協力いただいてスポーツマッサージを提供して、ゆっくりと足を休めていただくこともできました。
チャリティランに込めた皆さんの想い
フローレンスでは、チャリティランナーの皆さんに事前に特製ゼッケンをお渡しして、チャリティランに込めた想いを書いて走っていただいています。
申込時のアンケートでも、チャリティランナーの皆さんにたくさんの想いを寄せていただきました。
・未来あるこどもたちが、あたりまえの生活して、あたりまえに笑顔で成長してもらいたく
・わたしは結婚していますが、残念ながらこどもに恵まれませんでした。そのようなわたしにとって、生まれてきたこどもの虐待などの痛ましい事件を見聞きするたびに、「尊い命なのに」と残念でなりません。また、政府のケアが届いていない現実を知りました。僅かな金額ですが、お役に立てれば嬉しいです。
・ひとり親支援は日本の未来につながるとても大切な事業であると思っています。それを全面的にバックアップしているフローレンスさんのお力になれればと思い支援させて頂ければと思いました。
・When I read NPO Florence mission I had immediately realised that this organization can reach one of the most beautiful charity goal available: allow both parents and their children a normal and socially successful life. I am thrillled to take part of NPO family and to join for its charity fundraising! I hope that my run can make a tangible difference for those who benefit from your work.
(フローレンスのミッションを読んですぐに、この団体なら素晴らしい支援ができると、親子があたりまえに幸せな生活ができるようになると、ピンときました。フローレンスの一員としてチャリティに参加できて感激しています!わたしが走ることで、フローレンスが支援を届ける人々に、具体的な変化をもたらすことができるよう願っています。)
・I previously lived in Japan for 5 years and during that time I volunteered in the local childrens residential home. I was greatly saddened to hear from the staff that many of the children were there because their parents did not have enough support, particularly single mothers. Now I am a working mother to two small children myself, I feel even more strongly how important social support is for the wellbeing of parents and children. I am passionate about the incredibly important role NPO Florence is playing, and I feel honoured to support this great cause.
(わたしは以前、日本に5年間住んでいました。地元の児童養護施設でボランティアをしたときに、施設のスタッフから、「こどもたちの多くは親から十分なサポートを受けられずに入所していること、特にシングルマザーが多い」という話を聞き、とても悲しくなりました。わたし自身が2人のこどもを持つワーキングマザーとなった今、親と子の幸福にとって、社会的支援がいかに重要であるかをより強く感じています。フローレンスが果たしている非常に重要な役割に感銘を受けました。この素晴らしい活動を支援できることを光栄に思っています。)
東京マラソン2024チャリティを終えて
2023年5月の東京マラソン2024チャリティランナー募集から、まもなく約1年が経ちます。様々な思いを込めてあたたかなご寄付をくださったすべての方に感謝を申し上げます。また、この1年、東京マラソン2024に向けてトレーニングを続け、日本各地、世界各地から東京を訪れ、フローレンスの支援するこどもたちのために走ってくださったランナーの皆さん、ありがとうございました!
残念ながら定員となりチャリティランナーとしてご参加いただけなかった皆さんのお気持ちも、ありがたく受け取らせていただいています。
フローレンスは、今年4月に創立から20周年を迎えました。これからもフローレンスは、こども・子育て領域の社会課題に向き合い活動を続けてまいります。引き続きフローレンスの応援・ご支援をよろしくお願いします。
東京マラソン財団のハイライトムービーはこちらからご覧いただけます。
書いた人:澤田澄江
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