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インタビュー

2019/02/19

育休から職場復帰をする方必見!子どもが熱を出したときに安心して頼れる「訪問型病児保育」(前編)

      


こんにちは!フリーライターの小晴です。

もうすぐ、新入園、新入学の季節。4月に育児休職から職場復帰をする方も多いのではないでしょうか?
復帰後に、多くの親御さんの前に立ちはだかるのは、“37.5℃の壁”。お子さんが37.5℃以上の熱を出したら保育園では預かってもらえない、預けたあとに熱が上がれば、仕事を中断してでも迎えに行かなければならないという問題に頭を悩まされます。

フローレンスの病児保育は、そんなピンチのときにお子さんを一日預けることができるサービス。
今回は、病児保育事業部マネージャーの三枝美穂さんにインタビュー。サービスの内容や利用方法について詳しく聞いてみました。


byouji333小晴
平成元年、福井県生まれ。早稲田大学法学部卒。出版社での雑誌編集、web制作会社でのライター業を経て、フリーライターとして活動中。「文章を通してひとの暮らしをよりよくする」をモットーに、美容からライフスタイルまで、女性向けを中心に幅広い分野の記事執筆を手がける。大学のゼミで「子どもの貧困」について研究した経験から、フローレンスの活動・信条に強い共感を抱き、コンテンツ制作に参画。


byouji11三枝美穂さん(病児保育事業部 マネージャー)
2013年フローレンス入社。一般財団法人日本病児保育協会に出向し、日本全国に良質な病児保育の担い手を養成するための資格「認定病児保育スペシャリスト」の運営に携わる。同協会マネージャーを経て、2018年4月より現職。

自宅で子どもを預かる「訪問型」の病児保育

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――まずは、フローレンスの病児保育の特徴を教えてください。

病児保育は、15年前フローレンス立ち上げのきっかけとなった事業です。その当時は「病児保育」という言葉も一般的ではありませんでしたが、今では共働き家庭になくてはならないインフラになりましたね。

病児保育には、病気のお子さんを自宅で保育する「訪問型」と、お子さんを施設で預かる「施設型」の2つのタイプがあります。フローレンスの病児保育は「訪問型」ですので、今回は「訪問型」についてお話しします。

――子どもは突然熱を出すので、病気のときに預かってもらえる病児保育の存在は心強いですよね。フローレンスの病児保育は、当日であってもすぐに対応してもらえるのでしょうか?

はい。当日の朝8時までに予約していただければ、必ずスタッフを派遣します。
webで手軽に予約ができるので、施設が開いている時間帯に電話ができない方にもぴったりです。

訪問型はお子さんの自宅で保育するので、他のお子さんの感染症をもらう心配もないですし、送迎の必要もありません。お子さんと1対1で向き合えるので、お子さんの症状や気持ちに寄り添った、より手厚い保育ができるのもメリットです。

【当日の流れ】

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――使いたいときに確実に利用でき、予約も簡単なのはとてもありがたいですね!他にはどんな特徴がありますか?

病児保育の利用前には病院の受診が必要ですが、夜中に熱を出すなど、病院が開いている時間の受診が難しい親御さんもいると思います。そんなときは、保育スタッフが親御さんの代わりに受診に連れて行くことができます。

フローレンスの訪問型病児保育は、今年で設立15年目になります。
設立以来、合計で50,000件以上の実績がありますが、これまでに重大事故もなく、多くの方に安心して利用いただいています。

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まずは入会手続きから WEBで簡単登録

――利用するには、どんな手続きが必要ですか?

まず、利用前にwebサイトから入会手続きをお願いしています。毎月1日、月の初めが入会日となっています。入会が確定するまでには少し時間がかかりますので、ご利用希望のタイミングにあわせて、早めの手続きがおすすめです。

【入会の流れ】

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実際に病児保育を利用したいときは、会員専用サイトから予約をします。入会手続きと同様で、限られた時間に電話をかける必要がなく、スマートフォンやパソコンだけで完結するので、忙しい方も手軽に予約できます。

当日の朝8時までに依頼をいただければ、その日は必ずスタッフを派遣できます。これは、施設型や他社の病児保育では難しい、フローレンスならではの強みなんですよ。

前日20時以降の予約ですと、保育スタッフを派遣できるのが当日の朝9時以降になります。「絶対に朝8時から来てほしい!」という方は、前日の20時までに予約をお願いしています。

――どんな病気でも預かってもらえますか。

はしか(麻しん)だけはお預かりできないのですが、入院までは必要ないけれど、保育所・小学校には登園・登校できないような感染症であれば、お預かりできます。

利用できるかどうかお問い合わせをいただくことが多いのは、「発熱してインフルエンザの可能性があるけれど、まだ診断がつかない」「インフルエンザの診断は出たが、高熱の状態」「嘔吐がある」というような場合なのですが、これらの疾病・症状はすべてお預かりすることができます。

【預かることができる疾病・病状】

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【対象者・利用できる日・エリアなど】

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お子さんの体調は変わりやすいので、たとえ前日に予約しても、当日起きたらすっかり熱が下がっていた、ということもありますよね。フローレンスの訪問型病児保育なら、当日の朝6時まではキャンセル料がかかりません。

他の病児保育は前日であってもキャンセル料が発生するので、このサービスはフローレンスならではと言っていいと思います。利用者の方からも、とても好評なんですよ。

保険のように会員同士が支え合う「共済型」の仕組み

――料金プランについても教えてください。

会員の方には、その月の利用の有無にかかわらず、毎月会費を支払っていただいています。
利用会員がお互いに支え合う、「共済型」の仕組みを採用しています。

イメージとしては、利用頻度とお子さんの年齢によって料金が変わる、掛け捨ての自動車保険のようなものですね。
3ヶ月に1度、利用頻度に応じて見直しを行っていて、月会費は変動します(※上限下限あり)。
月会費には月1回までの保育料が含まれているので、毎月1回目(
8:00〜18:30の間で上限9時間まで)は無料で利用できます。

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――通常プランとは料金が異なる、「寄付によるひとり親支援プラン」というものがあるんですね。

そうなんです。ひとり親家庭の方には、通常より安く利用できるプランを提供しています。

お子さんの体調不良のときに預け先がなく、仕事を休まなければならないのは、どんな親にとっても大変なこと。単独で仕事・育児・家事をこなすひとり親家庭にとっては、よりいっそう深刻な悩みです。

悲しいことですが、お子さんの病気でたびたび欠勤すると、仕事を続けられなくなることもありますよね。とはいえ、ひとり親の場合は家計の担い手がひとりなので、仕事を辞めると生活が立ちゆかなくなります。ところが、月会費の負担が重く「フローレンスの病児保育を利用したくてもできない」という方がたくさんいるのが現状なんです。

――本来なら、いちばん切実に病児保育を必要としているのはひとり親家庭ですよね。

はい。そんな方を応援するために10年前から運営しているのが、安価で病児保育を利用できる「寄付によるひとり親支援プラン」です。
月会費は1,000円、月2回目以降の保育料も1時間1,000円と格安で、入会金や年会費も無料です。経済的に余裕のないひとり親の方でも、安心して利用できますよ。

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――より安く病児保育を提供するための資金は、どうやって補填しているのでしょうか?

寄付によるひとり親支援プランは、これまでに2400名を超える法人・個人の方が寄付に参加して下さり運営を支えています。
寄付をしてくださっている方の中には、「昔フローレンスの病児保育を利用していた」という“卒業生”もいるんですよ。

誰かの力によって支えられ、いちばん大変な時期を乗り越えた方が、次は昔の自分と同じ境遇にいる誰かを支える――そんな助け合いの連鎖が、これからも続いていってほしいなと思います。

――なるほど。どうもありがとうございました!次回は、他社との違いや特色・メリットについて、より詳しく伺いたいと思います。

後編はこちらから!

フローレンスならではの特色とは?子どもが熱を出したときに安心して頼れる「訪問型病児保育」(後編)
こんにちは!フリーライターの小晴です。「フローレンスの病児保育って実際どうなの?」という方のために、病児保育事業部マネージャー・三枝美穂さんにインタビューした今回の企画。後編は、フ...

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書いた人:小晴


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