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アクション最前線

2019/04/01

【#エイプリルフール】フローレンス設立15周年を記念して!社名を変更しました

 


このたび、フローレンスは社名を変更しました。

新しい社名は、【認定NPO法人フローレンE(イー)】です。

今月、フローレンスは設立から15年目を迎えました。
事業も拡大し、今後はよりいっそうE(イー)団体になるよう、思いを込めました。

15年前、代表の駒崎がたった1人で立ち上げた、フローレンス。
当時は、「病児保育」という言葉すら社会で認知がない中、手探りでやってきました。今や、訪問型病児保育の対応件数は、累計70000件以上。業界最多の実績があります。

事業は、病児保育問題だけではなく、障害児保育問題、赤ちゃん虐待死問題、待機児童問題など多岐に渡り、親子をとりまくさまざまな問題解決のため、奔走しています。

600名を超えるスタッフ、80社以上の支援企業の皆さん。そして、個人の寄付者の方々や利用会員の皆さん。皆さんの力無くしては、フローレンEはここまで続いていなかったと思います。

これからも一緒に、「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」の実現を目指しましょう。

社名が変わっても中身は変わりません!「フローレンE(イー)」をよろしくお願いします!

※4月1日はエイプリルフールです。


フローレンスは「delete C」プロジェクトを応援します。

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広報の石垣です。
驚かせてしまって、すみません…!

フローレンスの社名変更記事は、エイプリルフールネタとして、寛大に受け止めていただけたらと思います…。

ここからは、真面目なお話をします。

このたび、フローレンスは、“「がん」を治せる病気に。その未来を一日でも早く手繰り寄せるプロジェクト「delete C」”に参加することになりました。

日本の死亡原因1位でもある「がん」。2人に1人が罹る病気とも言われ、最近では、若年層や働き盛りの世代でもがんを患う人が増えています。記憶に新しいところで言えば、タレントの小林麻央さんががんと闘った末に亡くなったことで、子育て中の親御さんの間でも衝撃が走り、がん検診への関心がより一層高まりました。

今年2月にスタートした「delete C」は、「1つでも治療の選択肢を増やしたい」「少しでも早くがんの治療を受けられるようにしたい」という想いから立ち上がった、がんの治療研究を応援するプロジェクトです。

5月11日、このプロジェクトに賛同する企業や個人が、身の回りの言葉からCancer(がん)の「C(シー)」を消すという行為により「がんを諦めない社会」を象徴的に体現します。具体的には、企業は商品やサービスから「C」を消し、個人がその企業の商品を買うことで、売上の一部が治療研究に寄付される等があげられます。

フローレンスも参加の意を表明し、今回エイプリルフールに社名からCを消してみました。

がんになっても希望を感じられる世の中に

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プロジェクトの中心人物、中島ナオさんは、31歳のときにがんと診断され、「5年生きれば長生き」と言われる状況だったそうです。現在中島さんは36歳。もうすぐ“長生き”できたことになります。2年前に転移がわかってからは、ステージ4となり、今も週に1回投薬を続けています。

がんと診断されてからもやめなかったことの1つは、「働く」こと。

でも、治療と並行しなければならず、会社員としてそれまでのように働くことは難しくなりました。

新しい働き方を探していた中島さんは、治療に伴う経験から「髪があってもなくても楽しむことができる」N HEAD WEAR(エヌ ヘッド ウェア)という製品を開発します。

抗がん剤で髪が抜けたり、頭髪に悩みをもつ人でもファッションアイテムとして身につけられるようにとの思いからでした。

1年前には会社を起業、今もご自身のペースで働いています。そして、「delete C」プロジェクトを仲間とともに立ち上げ、「がん」を患っても希望を感じられる世の中にしたいと活動しています。

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フローレンスにも、がんに限らず、不妊治療や透析治療など、様々な治療をしながら働くスタッフがいます。そんなスタッフが、治療をしながら働き続けられるよう生まれたのが、昨年スタートした「安心ストック休暇制度」

法にもとづき時効で消滅する有給を、最大40日間まで積み立てることができる制度です。2018年3月に消滅した有給分から対象となり、自動的に「安心ストック休暇」に積み立てられます。

この制度ができる前は、病気の治療のために休んだスタッフは、出勤率が下がり、翌年度の有給が付与されず、さらに欠勤が続くという悪循環に陥るケースも見られました。さらに、先の見通しがつかない治療には「治療と仕事を両立するための選択肢」が多い方がよいことなどを理由として制度を設けました。

「病気になっても仕事を諦めず、何にでも挑戦できる社会にしたい」そんなフローレンスのスタッフへの思いからできた制度です。

安心ストック休暇についてはこちら

また、代表駒崎は、がん罹患者が治療をしながらいきいきと働くことができる職場や社会を実現するために立ち上げた「がんアライ部」の発起人の一人でもあります。

以前から病気や不妊の治療をしているスタッフの声を聞いていた駒崎は、人事チームが発案したこの「安心ストック休暇」制度の概要を聞いて、その人たちが安心して働く顔が思い浮かび制度化を後押ししました。

医療が進歩する中、様々な病気と付き合いながら生きていく機会が今後も増えていきます。全ての人たちが、ライフステージに合わせて柔軟に働き方を選択できるよう、私たちは社員の多様な生き方・働き方を応援する組織を目指します。

一人ひとりが笑顔で働き続けられる、フローレンスの仲間になりませんか。

採用情報はこちらから



書いた人:石垣藍子


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