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2023/02/04

中途採用イベント「のぞき見!フローレンス」開催レポート第5弾・事務・バックオフィス系経験者ブースをレポートします!

 


こんにちは!フローレンス 採用担当の吉本です。

フローレンスでは、2022年11月29日にビジネス系職種の中途採用に関するオンラインのミートアップイベント「のぞき見!フローレンス」を開催しました。

「社会を変える」を仕事にしたい人!あつまれ!と題して参加募集をした本イベント、今回はなんと100名以上参加の大盛況となりました。「社会を変える」ことに沢山の関心を寄せていただいていること、フローレンスに多くの方が興味を寄せてくださっていることを実感し運営スタッフ一同、感涙の思いです。

今回は初の試みとして採用イベントにフローレンス会長の駒崎が登壇、団体の概要やフローレンスのビジョンミッション、採用にかける想いなどを、熱く語りました。

その様子はこちらをご覧ください。

【開催レポート第2弾】『のぞき見!フローレンス』~フローレンスって何をしている団体なの?会長の駒崎がお伝えします!
フローレンスでは、昨年(2022年)11月29日にオンライン採用イベント「のぞき見!フローレンス」を開催しました。 平日の夜というお忙しい時間にも関わらず、100名を超える方にご...

駒崎のセッションに続き実施したのは、参加者皆様とフローレンス社員との座談会。

フローレンス事務局で活躍しているスタッフが5つのブースに分かれて実施しました。

今回のレポートでは、私 吉本がファシリテーターとして参加した「事務・バックオフィス系経験のある方」向けのブースの様子をお伝えします!


事務・バックオフィス系ブース座談会レポート

こちらのブースには、人事、採用育成、法務、総務、経理財務、行政事務等のキーワードにピンと来た参加者の方が集まりました。まずはフローレンス社員の自己紹介から。

登壇者:武石 かずみ
(働き方革命事業部 エンジン : マネージャー)

武石:これまでの経歴ですが、新卒で大手新聞社に総合職として入社し、7年間経理部で予算決算業務に従事しました。人、仕事にも恵まれていましたが、在職中に第一子、第二子の妊娠・出産を経験を通して、フローレンスへ転職するきっかけになることがありました。

前職は歴史も長く規模も大きい日本企業で、良くも悪くも「この先のキャリアが見える、ほぼ決まっているように感じる」状況でした。そこへの物足りなさや違和感を感じていたところに、自分自身の妊娠・出産の機会があり、働き方や価値観に大きな変化があったことが、転職活動を始めたきっかけでした。

2017年にフローレンスに入社し、管理部門である働き方革命事業部のチーム内異動を経験してきました。

入社時は迎える育むチームで採用業務を担当し、全事業部の採用、社内研修業務を担当しました。楽しくやりがいのある環境で第3子に恵まれ、産・育休を取得しています。

復帰後は次々に立ち上がる社内新規事業をバックオフィス面で支えるチーム(BOOST UP)で働き、2022年4月から私自身のキャリアで初めて管理職に挑戦し、社内新規事業のバックアップをしつつ、フローレンスの障害者雇用の拡大、定着を目指しながらマネージャーとして日々奮闘しています。

新聞社とNPOとではなかなか結びつかないのでは?とイメージされるかもしれませんが、繁忙や混沌とした状態を乗り切る体力や気力は過去キャリアで鍛えられましたので、そのまま活用しています。

また、予定通りにいかない、その時の状況でベストを尽くす、といったことを敢えて楽しむような心持ちは育児経験で培われました。

本日はどうぞ宜しくお願い致します。


吉本:武石さん、ありがとうございました。

またこちらはバックオフィス系の経験を活かしたブースになっていますので、私、採用担当の吉本も簡単に自己紹介をさせて頂きます。

ファシリテーター:吉本 理子
(働き方革命事業部 迎える育むチーム )

吉本:私は、迎える育むチームという人事の中でも採用・人材育成をメインとする部署で事務局スタッフ採用・人材育成・チーム作り支援の仕事を兼務しながら働いています。武石さんの異動前は一緒に働いていました。

これまでの経歴、キャリアをどのように活かしているのかといいますと、私はフローレンスへ入社する前は新卒で某人材会社の転職エージェントとして働いていました。

その中でも障害者雇用分野の転職エージェントに2年従事した後、社内にある障害者手帳を持ったメンバー200~300人を雇用している特例子会社部門で、人事・人材開発の担当として約2年半働きました。障害者手帳を持つメンバーの研修やそこから次期リーダーを輩出する為の研修、またメンバーが心身ともに健康に働いていくためのサポートをしていました。

私は昔からソーシャルビジネスに関心がありましたが、その後転職をする際にフローレンスに縁があり、現在に至ります。

転職エージェントの経験、採用に携わってきたことがそのまま一団体の人事としての採用における基本目線に繋がり、研修・人材開発・チーム作りの経験も、そのまま今の業務に活きています。

また、障害者雇用という特殊な分野で働いていたことも、多様なバックグラウンドのあるメンバーのいるフローレンスで、心の機微への想像力やみんなが置いていかれないような細やかな配慮などは活きているところだと思います。

質疑応答タイム

<質問>「現在の経歴をどのポジションで活かせるのか明確ではありませんが、最前線で働きたい、共有したいと考えています。人事などバックオフィスで働く方も、プロジェクトに参加することは可能ですか?」

武石:フローレンスでは所属部署に限らず、希望があればプロジェクトに手を挙げる事ができます。実際に人事や経理など管理部門のメンバーもプロジェクトに参加しています。

特に新規事業のプロジェクトは、ある程度プロジェクトが進んでから、経理的・法務的・人事的な課題が生まれるリスクがあります。そのリスクを事前に回避するため、プロジェクト立ち上げ時から管理部門のメンバーを招集し、専門的な観点から計画を進める方法を考える、経営陣に提言できるといった面白さがあります。

例えば前職では「ルールだからできない」と思っていたことが、フローレンスでは何をしたいか、何を叶えたいか、それにはどのような方法・制度があるか、と”進める方向”で一緒に考えることが組織内に身についており、想いがあれば誰でもプロジェクトに参加できる風土があります。

採用応募時に、部門を特定せずに応募できるオープンポジションという仕組みもあります。履歴書や職務経歴書をご提出いただき、応募してくださった方のご経験やスキル、強みが活かせるポジションを採用チームに委ねるという仕組みです。

吉本:挑戦の幅はいろいろありますので是非ご検討ください。ありがとうございました。

<質問>「行政事務の業務内容を教えてください、また定時に業務を終えなければならない雰囲気はありますか?」

吉本:行政事務については、認可保育園事業などで行政に活動報告書を提出したりなど、そういった事業運営に関する行政や自治体とのやり取りや届け出等をするといった仕事です。

武石:定時に終了しなければならないプレッシャーはありませんが、18時半を過ぎると人が減り、19時にはオフィスにはほとんど人はいなくなりますね。もちろん繁閑はあるので、各自で自律的にメリハリをつけて仕事をすることが求められます20時にはオフィスを締める、というようにメリハリをつけて仕事をしています。

<質問>「法務の仕事をしています。フローレンスのバックグラウンドで法務の経験を活かせるポジションはありますか?」

武石:法務の知識は全ての事業部で求められるスキルだと思います。フローレンスでは、今世の中にないもの、ないことを事業化することが多いため法務相談、法律関係、契約関連、対外的な対応など、様々なシーンで法務チームがアドバイスする場面があり、顧問弁護士とも連携しています。

また私自身も経理から全く異なる分野の採用チームで働いていましたが、バックオフィス全体のマインドがあれば異なる分野の業務でもできると感じています。

<質問>「フローレンスに転職されて良かったと思えるご経験をお聞かせください」

武石:キャリアチェンジ、幅を広げるという意味では、今のスキルを持ちながら別の職種にトライすることで自分の職域を広げていくのも面白いのではないでしょうか。

吉本:転職をして良かったと感じるのは「人」です。想いがあってNPOに転職してきている人たちで、色んな角度で、親子のために、日本の社会問題を解決するためにというアンテナが高く、本業だけではなく様々な関心事、最近ではジェンダーについて語り合うチャットのスレッドができるなど、ソーシャルな事柄に関心のある志の高い人の中で働けることがモチベーションに繋がっています。

<質問>「キャリアアドバイザーとして働いています。人事の仕事にも興味がありますが、パソコンのスキルがあまりありません。フローレンスへ転職をする際に必要な知識、スキルがあれば教えてください」

吉本:PCについては使用頻度は高いと思います。フローレンスはPCを使用した業務が殆どで、資料も紙を使わずGoogleのスプレッドシート、スライド、ドキュメントを使用しています。必ずしもすべてを入社前に習得している必要はないですが、GoogleDriveの使い方に慣れたり、業務上頻繁に使用するコミュニケーションツールのZoomやChatworkの使用イメージが事前にあるとなおキャッチアップが速いかも知れません。

知識、スキルに関しましては、キャリアアドバイザーのご経験は人事の仕事に活きてくる場面は多いのではないでしょうか。採用担当であれば、採用のオペレーションだけではなく、フローレンスの組織と人が良くなっていくためにどうするかを考える機会が多く、組織を良くしたい、スタッフが定着し生き生きと活躍していける組織を作りたい、という思いを持っていらっしゃる方であれば、業務のキャッチアップはいくらでもついてくると思います。お答えになっていますでしょうか。

質問者:はい、理解できました。ありがとうございました。

<質問>「教育業界で働いています。私自身が障害者手帳を取得した為、障害者雇用について考えており、働き方改革事業部 エンジンチーム内での作業・指導・管理業務に興味があります。障害のある方の業務を単純化・細分化をし、業務の指導をするという仕事内容のなかで、私自身も障害があるために得意・不得意があり、業務の進捗管理やマルチタスクに弱い面があります。チームで協力して業務を進めることが可能か、個人の管理能力が求められるのかを知りたいです。」

武石:ご質問ありがとうございます。エンジンチームを含め全ての業務に共通して言えることとして個人が0から10まで企画・運用するということはありません。誰かが急に休む、異動、メンバーの増減などは想定内で、人に業務を紐付けないことを意識しています。お任せする担当業務はありますがその内容はチームメンバーで共有し、担当者が休むことがあってもチーム内でフォローできる仕組み作りを徹底しています。

特にエンジンチームは障害者手帳を持っているメンバーも多く、より属人化しないように、人に業務を紐付けないようにシンプルな仕組みで誰でもわかるようにマニュアル作り・仕組み化・運用をしています。

質問者:お話をお聞きし、安心いたしました。ありがとうございました。

<質問>「障害者雇用に取り組み始められたきっかけがあれば教えてください」

吉本:フローレンスではヘレンやアニー、ナンシーなど、障害のあるお子さんの保育事業をしていますが、利用されているお子さんたちが社会に出ても、活躍したりいきいきと生きていける為の選択肢として、フローレンスもそういう職場になれたら、という想いがひとつのきっかけです。受け入れの体制が整ってきたという物理的な面もありますが根本にあるものはそういった想いです。

質問者:私自身が障害者雇用に関わる仕事をしており、その点について関心があり質問いたしました。ありがとうございました。

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