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2023/02/10

中途採用イベント「のぞき見!フローレンス」開催レポート第6弾・マーケティング・調査分析経験者ブースをレポートします!

 


こんにちは!フローレンス 人事採用担当の大関です。

フローレンスでは、2022年11月29日にビジネス系職種の中途採用に関するオンラインのミートアップイベント「のぞき見!フローレンス」を開催しました。

「社会を変える」を仕事にしたい人!あつまれ!と題して参加募集した本イベント、今回はなんと100名以上参加の大盛況となりました。「社会を変える」ことに沢山の関心を寄せていただいていること、フローレンスに多くの方が興味を寄せてくださっていることを実感し運営スタッフ一同、感涙の思いです。

今回は初の試みとして採用イベントにフローレンス会長の駒崎が登壇、団体の概要やフローレンスのビジョンミッション、採用にかける想いなどを、熱く語りました。

その様子はこちらをご覧ください。

【開催レポート第2弾】『のぞき見!フローレンス』~フローレンスって何をしている団体なの?会長の駒崎がお伝えします!
フローレンスでは、昨年(2022年)11月29日にオンライン採用イベント「のぞき見!フローレンス」を開催しました。 平日の夜というお忙しい時間にも関わらず、100名を超える方にご...

駒崎のセッションに続き実施したのは、参加者皆様とフローレンス社員との座談会。

フローレンス事務局で活躍しているスタッフが5つのブースに分かれて実施しました。

今回のレポートでは、私 大関がファシリテーターとして参加した「マーケティング・調査分析経験のある方」向けのブースの様子をお伝えします!


マーケティング・調査分析系ブース座談会レポート

こちらのブースには、マーケティング、データ分析、コンサルティング等のキーワードにピンと来た参加者の方が集まりました。まずはフローレンス社員の自己紹介から。

登壇者:川口 千里

(みらいの保育園事業部・運営事務担当)

川口:みらいの保育園事業部にて運営事務を担当している川口です。本日はよろしくお願いします。これまでの経歴ですが、新卒で航空会社の系列会社に入社し、カスタマーサポート部門でヘルプデスク業務やクライアント向けの研修講師を担当していました。その後、海外留学を経て、外資系マーケティング・リサーチ企業にて、ブランド調査や広告効果測定などのリサーチャー業務を行っていました。

これらの経験から2018年にフローレンスに代表室の調査・分析担当として入職しました。新しい事業を始める際の事前調査や、現在ある事業に関するデータ分析、調査の整理などを行ったり、事業部横断プロジェクトにPMとして参画したりしてきました。フローレンスには事業部横断プロジェクトがたくさんあるので、そこにメンバーとして関わる機会も多いんですよ。

2020年にみらいの保育園事業部に異動し、現在は運営事務全般に関わるサブマネージャーとして勤務しています。都内で認可保育所・小規模認可保育所と一時保育施設を計16施設運営していて、これらの施設に関する広報や行政とのやりとりなどを行っています。

過去のキャリアがどう活きているのかといった点で、私の場合は「リサーチャー」としての経験がアンケートの設計や分析で想像以上にそのまま活用できています

また、「リサーチャー」だったからという事だけではなく、一般的に営利企業で働いている人達が持っている、ロジカルに物事を組み立て、エビデンスを持って説得をする経験が、国や行政が相手となるNPO法人でも活かせていると感じています。

代表室にいた頃の具体例としては、新型コロナウイルス感染症が流行し始めて、全国で学校や保育園が一斉休校・休園になった時のことが印象に残っています。子育て中のご家庭から多くの「困った」という声が挙がり、会長の駒崎から、その声を迅速に可視化しようとの提案がありました。そこで数日しか時間がない状況で調査を設計して全国アンケートを実施、集まった約1万件の回答を分析してプレスリリースとオンライン記者会見を行い、最終的には国に提言をしました

フローレンスには色々な知識・経験を持った人がいるので、それらを総動員してチームワークで乗り越えることができた一大プロジェクトでした。代表室は経営に近いところに位置しているのもあり、世の中の動きに合わせて、スピード感を持って臨機応変に進めていくのが代表室の調査・分析の役割であり醍醐味かなと思っています。

一般的に、調査会社の業務はクライアントに調査結果を収めたら終了となり、そのデータが実際にどう活用されたのかまでを知ることは少ないと思います。フローレンスでは、当事者や利用者の声を拾い上げて可視化し、形のなかった事業が立ち上がるまでを見届けられるので、とてもやりがいを感じます。また、少しでも世の中を動かす事に貢献できたと感じられるところが、フローレンスならではだと思います。

ファシリテーター:大関 香織 

(働き方革命事業部 人事マネージャー)

大関:私の経歴ですが、新卒で旅行会社に就職して1年位営業をしていました。その後は中国資本のIT企業や、携帯電話の販売代理店で約10年くらい「人事」として働いていました。

2017年にフローレンスに入社して、初めは労務・給与制度設計のチームにいましたが、2年前に人事部門へ異動して、現在マネージャーをしています。

過去のキャリアがどう活きているのかといった点で、私の場合も「人事」としてのキャリアが、そのまま活用できています。また、もう一つ役に立ったと感じるのは、様々に変化する環境で働いてきたのでフローレンスでよく起きる変化も、楽しみながら働けているといった点です。

質疑応答タイム

<質問>代表室には「経営企画担当」「事業開発課題解決担当」「政策提言担当」があるようですが、代表室のなかでも部署が分かれてチームで別々に活動しているのですか?

大関:代表室自体が一つのチームです。その中で、どこを中心にやるかの役割が分かれている感じです。主に政策提言を担当する人がいたり、より経営企画に寄ったところを行う人もいるといった形で役割が違うけれど、同じチームの中で活動しています。

<質問>どんな人と一緒に働きたいですか?

川口:変化に対して前向きに捉えられる人だと、お互いに楽しく仕事ができるのではと思います。フローレンスは、本当に多様な人が働いていて、その環境を普通に受け入れて無理なく入っていける人は、職場に馴染みやすいのではと感じます。

大関:フローレンスは多様な人がいる組織ですが、一つだけみんなが同じものを持ってると感じています。それはビジョンへの共感です。「新しい当たり前を次の世代に手渡したい。」その思いを持った人と一緒に働いていきたいと思います。

<質問>「インタビューなどの定性調査も実際に行われていますか?また、英語を使う仕事はありますか?」

川口:定性調査と定量調査、どちらも行うことがあります。定量のアンケート調査の形で行うこともありますし、利用者さんに直接話を聞くようなこともあります。

営利企業の市場調査とは異なる点かと思いますが、例えば障害児のお預かりを想定した当事者調査ですとか、対象者の人数規模がそこまで多くない事業があります。そういった場合は、定量調査での分析に限りがあるので、定性調査の対象となります。

また、想像がつかないところにニーズがあったりするので、そういった場合はインタビュー調査といった形で当事者にヒアリングを行うことがあります。

「英語」に関しましては、今、こども宅食事業部でも外国ルーツの方が対象となるサービスを開始しようとしているところで、英語で定性調査を行っていたみたいです。今後は英語だけではなく、色々な言語を活用していくようなシーンが出てくるのではないかと思っています。

<質問>「社内広報チームの役割は存在しますか?」

大関:はい、広報チームの中に社内広報チームがあります。社内報を作ったり、社内の全体会議の運営など、様々な活動をしています。

<質問>「NPO法人におけるマーケティングや調査業務は具体的にどのようなことをやっているのですか?」

川口:フローレンスにおいては、「採用」に関わる部署のマーケティングでも色々な人が活躍していますし、代表室だけでなく色々なところでマーケティング活動が行われています。利用者マーケティングを行う担当者は事業部の中にいることが多く、例えば、「次に利用しそうな方が周りにいるか」「どういったところに広告を出すとフローレンスのことを知ってもらえそうか」などを調査したりします。こうしたところは一般企業とあまり変わらないかもしれません。

調査業務において「世間の声を集める、世論形成につながる調査の分析」といったところがNPO法人としては一般企業と異なる点だと思います。

<質問>「事業開発や政策提言においてのニーズ調査や世論調査は、(マーケティング部門)それとも(政策提言チーム)どちらが担っているのですか?組織的な役割分担を教えてください。」

川口:その時々によって異なりますが、基本的にすでに立ち上がっている事業に関しては、その事業部内で調査を行うことも多いです。 

政策提言や事業開発においては、代表室のプロジェクト担当が、ケースに応じて関係する事業部とともに開始することになります。原則、案件を進めるために必要な知識を持ったスタッフ、その分野に興味関心を強く持つスタッフがプロジェクトメンバーに入ります。その上で、ニーズ調査や世論調査も案件の各プロセスごとにメンバーで協力しながら進めています。

<質問>「前職を辞めてフローレンスで働くことになったきっかけは何ですか?」

川口:10年位リサーチ会社で働いていて、キャリアとして折り返し地点だな、と振り返った時に、私が行っていた調査は企業を大きくするための課題解決、すなわちお金儲けの為のもので、人生の後半にやり続けたい仕事なのかと考えました。

これまで自分が課題解決をするキャリアを積めたのならば、それをもっと身近にある社会課題の解決の為に活かせないかと思いました。そんな時にちょうど、この「のぞき見フローレンス」と出会い、色々な人の話を聞いて、自分のキャリアが活かせるならと思って、フローレンスに応募しました。

大関:私は前職では男性社会の中で働いていて、「偉い会議となると男性しかいない」といったような雰囲気でした。自分は頑張って色々な活動をしていましたが、いくら私が頑張っても何も変わらないのではと感じ始めていた頃にフローレンスのことを知りました。

「こんな風に社会を変えていけるんだ」ということも知り、そのタイミングでフローレンスの募集があったので、「良し、今だ。」という感じで転職をしました。

<質問>「事務局スタッフも現場に行くことはあるのですか?」

川口:基本的には入社したら事務局スタッフも何日か保育体験をしたり、現場に行き「どんなことを行っているのか知る」という機会があります。特に私が今所属している保育園事業部はまさに現場を持っているので、保育園に行くことも多いです。例えば4月は0歳児が入園してとても大変な時期なので、事務局スタッフも抱っこ要員としてヘルプに入ったりします。

大関:私は採用・育成の部署に所属していますので、どういう方を採用するのかを知るためには、現場の環境や働いている人の思いを知ることが大切だと思っています。

また、病児や障害児となると保育の内容も変わるので、現場を知りそれをどういう風に研修に活かすか、どんな人を採用するのかといったことにつなげています。

フローレンスには8つの行動指針がありそのひとつに「飛び込め、我らの現場へ」というのがあります。やはり実際に「現場をみることでわかることがたくさんある」「知ることでできることがある」ということで、けして義務ではないけれど、現場をみてもらいたいという意図があります。

川口から最後にメッセージ

フローレンスには今まで出会ったことがない、面白い人がたくさんいます。今まで見たことのない世界を見たい人、是非フローレンスで一緒に働きませんか?

今のあたりまえはみらいのあたりまえではない

全ての親子に「新しいあたりまえ」を届けたい

そんな夢を、私たちとともに実現していきませんか?



書いた人:大関香織


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