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2023/10/24

書籍『「こどもかいぎ」のトリセツ』が11月中旬に全国発売!フローレンス成川宏子園長監修

    


フローレンスが運営するみんなのみらいをつくる保育園東雲の園長・成川宏子が監修を務めた書籍『「こどもかいぎ」のトリセツ』が、2023年11月中旬に出版されます。

フローレンスの保育園では、「みんなの未来をつくることに自ら参加し、貢献し、そして楽しむ心を育む」ことを保育理念に掲げ、「シチズンシップ保育」を実践しています。その取り組みのひとつとして「サークルタイム」というこどもたちの話し合いの時間を大切にしてきました。

これまでの実践を基に、2022年7月公開の映画『こどもかいぎ』を後援したほか、こどもたちの対話活動をサポートするWEBサイト『こどもかいぎ』のトリセツの監修にも携わりました。そしてこの度、映画監督の豪田トモが著書、フローレンスみんなのみらいをつくる保育園東雲園長の成川宏子が監修を務める「こどもかいぎ」のトリセツ本が完成しました。

<著者> 豪田トモ(ごうた・とも) 映画監督。命と家族をテーマとしたドキュメンタリー映画『うまれる』(2010年)、『ずっと、いっしょ』(2014年)、『ママをやめてもいいですか!?』(2020年)は累計100万人以上を動員。2022年に映画『こどもかいぎ』を公開。2019年に初の小説『オネエ産婦人科』(サンマーク出版)を刊行。著書に『子どもが対話する保育「サークルタイム」のすすめ』(2022年/小学館・共著)、『うまれるかけがえのない、あなたへ』(2010年/PHP研究所)等がある。

<監修者>成川宏子(なりかわ・ひろこ) 認定NPO法人フローレンスみんなのみらいをつくる保育園東雲園長。12年ほど幼稚園等に勤務。2010年に認定NPO法人フローレンスに入職し保育スタッフとして勤務し、3園の園長を経験する。2017年度から現職。法人の保育施設全体で「シチズンシップ保育」を実践しており、「サークルタイム」や「ピースフルスクール・プログラム」に取り組んでいる。

フローレンスの保育園で実践する「シチズンシップ保育」について

フローレンスの運営する保育園では、「シチズンシップ保育」を大切に日々の保育を行っています。

フローレンスの保育理念:シチズンシップ保育について

それは、保育園の生活の中で、自分の気持ちや他人の気持ちを知り、大切にすること。こどもたちの「やってみたい」を、1つ1つこどもたちと考えながら実現していくこと。その積み重ねが大切だと考えています。シチズンシップ保育はこどもたちひとりひとりの気持ちや意見を大切にし、こどもたちの「やってみたい」を応援する保育です。

そんな保育理念のもと、フローレンスの保育園では、こどもたちの対話活動「サークルタイム」を日常的に行っています。何が話し合われるかはこどもたち次第で、結論が出ない日も、すぐ終わる日もあります。大切なのは、対話を繰り返すことだと信じて、日々のサークルタイムに臨んでいます。「みんなのみらい」は与えられた未来ではなく、自分たちで考え、決めていい。そのためには「小さいことから自分で決める」経験が重要です。

本著では、フローレンスのみんなのみらいをつくる保育園東雲、おうち保育園門前仲町でのサークルタイム(対話活動)の実践例が掲載されています。

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4月1日、ついに発足した「こども家庭庁」。こどもの意見の尊重が任務のひとつとされ、「こどもの意見が年齢や発達段階に応じて積極的かつ適切にこども政策に反映されるよう取り組む」ことにな...

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フローレンスの保育園では、入園を募集中です。入園を検討されている方向けに各園で保育所体験や園見学も実施しています。

フローレンスの保育園 入園情報はこちら

映画『こどもかいぎ』の監督が「こどもかいぎ」実践のノウハウ、コツを集大成にした一冊

豪田トモ監督は、映画『こどもかいぎ』の製作を通して、幼少期からの「対話」の可能性や大切さを実感。保育者の皆さんの「こどもかいぎ」の実践方法やコツを知りたい!という声を受け、【いつでも、どこでも、誰でも】『こどもかいぎ』をしていただける書籍化が実現しました。

加えて、本著では、膨大な取材に基づいた、保育者の皆さんとこどもたちの関係づくりや、スタッフ間や保護者との人間関係、家庭内でのコミュニケーションにも言及!こどもたちが「対話」や「話し合い」を楽しむことは映画で実証済みです。皆さんも「こどもかいぎ」を始めてみませんか?

映画『こどもかいぎ』オフィシャルサイト https://www.umareru.jp/kodomokaigi/

こどもたちの「対話」の目的とは?

「こどもかいぎ」とは、こどもが輪になって対話活動をすること。

でも、これはおしゃべり上手なこどもを育てることが目的ではありません。変化の激しい時代、社会もより複雑になっています。紛争や差別、搾取や貧困、虐待や自殺、いじめや不登校など、こどもたちを取り巻く課題は山積しています。そんな「正解のない世界」で生きていくためには、考えを言葉にしたり、相手の話に耳を傾ける「対話力」や、周りに助けを求める力を身につけたりすることが、大切です。

言葉を交わし、分かり合い、自分も他者も大切にできる人間性を育むこと、幸せに生きる人を増やし、日本や世界の未来を明るくすること。これが「対話」の最終目的です。

「こどもかいぎ」の運営方法がわかる!

映画『こどもかいぎ』とWEB版の「こどもかいぎトリセツ」の製作を通して、コミュニケーションや保育・教育、脳科学などの専門家たちの知見もミックスした、「トリセツ」(マニュアル?ハウツー集?)を編み出しました。

どんなことから取り組めばよいか、始め方や終わり方、トピックの選び方、うまくいかないときの対処法、注意点、ハプニングの楽しみ方など、わかりやすく、楽しくお伝えします。対話活動に取り組んでいる園の事例や、実際の子どもたちの対話例など、実際のイメージもよくわかります。

 

 書籍概要

  • タイトル:「こどもかいぎ」のトリセツすぐできる!対話力を育む保育
  • 著者:豪田トモ (映画『こどもかいぎ』監督) 
  • 監修:成川宏子(認定NPO法人フローレンス みんなのみらいをつくる保育園東雲園長)
  • 発行日:2023年11月18日発行 
  • コード:ISBN4-8058-8969-5 C3037
  • 定価:2400円(税別)
  • 体裁:E B5判・並製・本文2色・1842頁 定価
  • お問い合わせ:TEL 03-6387-3196

書籍の購入はこちら

こどもの意見が大切にされる社会へ

今年は「こどもには意見を言う権利がある」と初めて規定された「こども基本法」も施行された、まさに「こどもの社会参画元年」です。

本著を通じて、こどもが自分と他者の違いを知り、共生を経験する「サークルタイム」が広まっていくことを願っています。

また本著の出版オンラインイベントを開催予定です!

詳細は公式SNSで発信していきますので、ご参加をお待ちしております♪




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