フローレンス仙台支社は今年で設立7年目。

団体唯一の支社として、待機児童問題解決を目標とした小規模保育園の展開や、孤食問題を解決しようと子ども食堂の運営に取り組むなど、様々な「親子の笑顔をさまたげる社会課題」解決にチャレンジしてきました。

このように常に挑戦し続ける私たちが次に目指すのが、仙台市内における医療的ケア児向け訪問型発達支援サービスの展開です。
また、それに伴い、現在「新規事業立ち上げ（事務）」「広報（事務）」「看護師」の新メンバー募集を行っています。

本日は仙台支社の勝又マネージャーに、新規事業の詳細や、仙台で子育て支援を行う意義など、その熱い想いをあますことなくお話し頂きました！

――今回、フローレンスが仙台で新たに事業を立ち上げるとのことですが、具体的にどのようなサービスになるのでしょうか。

勝又：0～18歳の医療的ケア児をはじめとした障害児に対して、看護師が週1～2回（約2～3時間／回）障害児の自宅に訪問し、発達を支援したり、介護や看護をしたりするサービスです。このようなサービスに取り組むのは、東北では初の試みとなります。

――なぜフローレンスは仙台に支社を開設し、保育園の展開をはじめ、今回新たに「医療的ケア児向け訪問型発達支援サービスの展開」に挑戦するのでしょうか。その意義について、お聞かせ頂けますか？

勝又：まもなく東日本大震災から10年の節目を迎えます。フローレンスは、この震災を機に、東北の子どもたちや子育て家庭へ、例えば放射能の汚染が懸念され子どもが外で安心して遊ぶことが出来ない地域へ屋内遊戯場を提供するなど、様々な形で支援を行ってきました。

やがて時間の経過とともに被災地支援のあり方が、緊急支援から復興支援へと移行する中で、就労先を求め、沿岸部から仙台市内へ人口が流入する動きが見られるようになりました。その動きに連動し市内の待機児童が急増しつつある課題を解消しようと、私たちフローレンスが東北の子どもたちや子育て家庭のためにできる事として、おうち保育園を開園しました。

現在、仙台には3園のおうち保育園があり、障害児も積極的に受け入れを行っています。この活動を通して、障害児家庭や医療的ケア児家庭から問い合わせをいただくことが幾度とあり、お話を聞いていく中で、仙台の医療的ケア児家庭向けのサービスの種類が少なく、支援体制が完全であるとは言えないということがわかりました。

フローレンスには、東京で障害児向け支援の実績や経験もあります。そのノウハウを活かしながら今回、仙台および仙台近郊の障害児家庭への支援課題へ取り組むため、「医療的ケア児向け訪問型発達支援サービスの展開」を決意しました。

――仙台でのフローレンスの活動には、そのような素晴らしい意義があるのですね。ありがとうございます。では実際にスタッフが働く、フローレンス仙台支社はどのような職場ですか？

勝又：仙台支社は、少人数でアットホームな職場です。スタッフ同士の仲が良く、時間が会うときは一緒にランチに出かけることもあります。また一人ひとりが、「東北の子育て家庭を支援していきたい！」という想いを抱いて仕事に臨んでいます。

園の先生や、子どもたちとの距離も近く、業務内容によっては一緒に仕事を行うケースもあります。そのため、現場の笑顔や「ありがとう」の声を生で聞くことが出来、非常に励みになります。

――ありがとうございます！新規事業立ち上げへの熱い想いと、まだ見ぬ新しい仲間へのメッセージをお願いします。

勝又：フローレンス仙台支社では、東北の子ども達・子育て家庭を取り巻く社会課題に目を向け、新たなサービスモデルを実践することで、一つずつ課題解決に取り組んでいます。今回挑戦する「医療的ケア児向け訪問型発達支援サービスの展開」もその一つです。

社会や子育て家庭のありようは、時代とともに変化し続けます。私たちはこれからも、子育て課題に真摯に向き合い続け、課題解決に取り組んでいきます。

東北の子ども達・子育て家庭を支援したいと思っている皆さん、
私たちと一緒に、
「新しいあたりまえ」をすべての親子に届けましょう！

そして、
親子の笑顔を妨げる社会課題を解決していきましょう！

2月14日には、フローレンス IN 仙台のお仕事説明会も開催します。ぜひ気軽にお申し込みくださいね。

フローレンス IN 仙台のお仕事説明会を2/14（日）に限定開催します！

私たちと一緒に、仙台の子育て課題を解決していきたい方、ご応募お待ちしております！