2023/09/15
今年もやります!「ふるさと納税」で社会課題解決 ~自治体×NPOによる新しい支援の形~
自分の生まれ故郷や、応援したい自治体など、好きな自治体を選んで寄付ができる「ふるさと納税」制度。
本来は自分の住まいがある自治体に納税する税金を、任意で選んだ自治体に寄付することで、税金の還付・控除が受けられる仕組みです。所得のある方なら、実質2,000円の自己負担で、応援したい自治体の様々な返礼品が受け取ることができます。
全国の自治体がふるさと納税を募っている中、東京都渋谷区は昨年2022年度から「ふるさと納税を活用した認定NPO法人支援事業」を開始しました。
認定NPO法人の活動を支援するため、ふるさと納税を通じて集まった寄付金を認定NPO法人へ交付する渋谷区の新しい取り組みです。
この度、この事業を実施する渋谷区で、昨年に引き続きフローレンスが対象団体として指定されました。
自治体×NPOによる新しい支援の形とは
今回のふるさと納税を活用したフローレンスの取り組みは、「課題解決型ふるさと納税(ガバメントクラウドファンディング:GCF)」と呼ばれているもの。
一般的なふるさと納税と同じように、ふるさと納税した金額のうち2,000円を超えた分を所得税と住民税の納税額の合計から控除が可能です(限度額が設定されています)。
つまり、自己負担金は2000円で税金の使い道を選んで寄付(納税)するかたちで社会貢献ができ、しかも返礼品まで受け取れる。まさしく「ソーシャルグッドなふるさと納税」!
なお、個人だけでなく、法人の皆さんもふるさと納税へお申し込みいただけます。さらに、通常の寄付とは異なる税制優遇措置が受けられます。
渋谷区のこの事業の一環として、フローレンスは昨年11~12月、ふるさと納税を活用したクラウドファンディング 「#ふるさと納税でこどもを助ける」キャンペーンを実施しました。
週に1人、子どもが虐待で亡くなる日本。防げるはずの悲しい事件から子どもたちを救いたい。子どもや親子の孤立を防ぎ、子どもの虐待のない日本を目指して、1億円規模のクラウドファンディングを実施。(キャンペーンは終了しました)
皆さんのたくさんのご支援をいただき、受付終了日の前日、12月30日に目標金額1億円を達成することができました。
いただいたご寄付を原資に、子どもの虐待を防ぐための様々な取り組みに加えて、今年3月には孤立出産や赤ちゃん遺棄を防ぐために未受診妊婦を支援する「中期以降ハイリスク妊婦への初回受診料支援」を本格スタート、6月には妊婦健診・出産費用をフローレンスが代わりに支払い、医療機関を受診してもらいやすくする「無料産院」事業を立ち上げることができました。
※『フローレンスの無料産院』は2023年8月から2024年2月の期間、休眠預金の助成を受け運営しています。
今年もぜひ「ふるさと納税」で応援をお願いします!
フローレンスは昨年に引き続き、渋谷区から寄付対象団体に認定されました。今年も「ふるさと納税」で日本の子ども・子育て領域の課題を解決し、社会に「新しいあたりまえ」をつくります。
11月頃のキャンペーン開始に向けて、鋭意準備していますので、ぜひフローレンスのSNSをフォロー・メールニュースの登録をして続報をお待ちください!
今後ともフローレンスの活動を応援いただきますよう、よろしくお願いいたします。
フローレンスでは、社会問題や働き方など、これからもさまざまなコンテンツを発信していきます。
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